初心。
10月 3, 2015
~暮らしの応援隊 「えくぼ」のスタッフによる、 日々のお仕事への感謝の日報! ~
「えくぼ」のブログコーナーへお越しくださいましてありがとうございます!
毎日の暮らしや仕事の中で、ついつい忘れたりなおざりにしてしまっている大切なことって多いですよね。 私たち暮らしの応援隊「えくぼ」でも昨日の作業の中で気づきを得、猛省させられたことがありました。
「部屋の照明が長い間切れてしまったままです。天井が高くて換えられないので、新しい蛍光灯を買って来て交換してくれることってできますか…」
ご相談の電話をお受けし、大よその作業金額をお伝えした後「まずは現状を見させてください」と、お客様宅へ急行しました。
ロフト付のワンルームのお部屋は薄暗く何をするにも不便そうでした。 シーリングライトがついている天井の高さは3メートルちょっとぐらい。脚立に乗れば作業は難しいものではありませんでした。
脚立を運び込むと、お客様みずから照明の下のテーブルを退かそうとして下さいました。すこしバランスを崩されたのを見て、すぐに私たちが代わらせて頂くとお客様がおっしゃいました。 「力がはいらないんですよ…」
玄関の隅には杖も立てかけてありました。
そのお客様がふだん生活なさる上で何かと不自由な思いをされているということに、私たちはその時気づかされたのでした。
作業はすぐに終了しました。照明器具の元の部分が外れていただけでした。蛍光灯を替える必要もありませんでした。
お客様は安心なさったご様子で何度も「助かりました」と言ってくださいました。
「一年近くも照明のつかない部屋で我慢されていたということ。その理由やご事情。その日になってどうして私たちに連絡下さったのか。その理由やいきさつ」など、
お客様から直接うかがった部分と、推し量って考えなければならなかったことなど、帰りの車中でチーフの後藤と話しあいました。
私たちは果たしてこの数か月間、社内の壁に貼っている「えくぼの約束」をしっかり守っていたと言えるだろうか…。
何日もかかるような大掛かりなお仕事や、おびただしい数の量を片づけたりなど、バタバタしがちな作業をこなしてゆく中で「たった一人のお客様」のために全力の心と体を使わせていただく。という大切な基本理念をなくしかけているのじゃないか…。
「困ってたんです。助かりました」
心から笑顔でそう言っていただけるような仕事を私たちはまだまだできていない。
今回ご依頼いただきましたお客様から、そのことをあらためて気づかさせて頂いたのでした。
あらためまして、スタッフ一同心より感謝申し上げます!
まだまだ、まだまだな暮らしの応援隊えくぼ ですが、日々反省しつつ
これからもお客様の笑顔に寄り添えるサービスをお届けできるよう、全力でいい汗流させていただきます!!
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